アンレス・テルミナリア

エロゲ感想

  Trueまで読み終わると再び個別ルート再走したくなりますが、その際個別ルートで重要なシーンが終盤にしか無いのは再走する上で助かりました。

 設定は面白かったですが、展開とストーリー構成がいまひとつだったので、そこ見直して欲しいです。あと、名前のついた登場人物が少ないせいで、いまいちストーリーがこじんまりとした印象を受けたので、登場人物増やしてその掘り下げもして欲しいです。そうすれば、自然と展開も面白くなる気がします。

評価

システム

 星4

・会話

 星3

・シナリオ

 星4

・えっち

 星4

システム面

 オートモード継続機能有り

 ボイスカット有無     

 ショートカットキー有り  

 淫語モザイク有り    

 ウィンドウ透過率変更可能 

 BGV有り

Hシーン内訳

  恋

 愛撫、対面座位(破瓜) (制服・野外)

 パイズリ、正常位 (メイド服)

 乳吸い、対面座位 (全裸・温泉)

 手コキ、手マン、背面立位 (私服・教室)

 立位 (チャイナ服)

  りな

 69、対面座位(破瓜) (制服)

 クンニ、背面立位 (制服・小屋)

 対面騎乗位 (全裸)

 オナニー、後背位、正常位 (寝間着)

 側位 (白スク水)

  シャロン

 フェラ、松葉崩し(破瓜) (制服)

 乳首ズリ、乳首弄り、対面立位 (水着・野外)

 対面騎乗位 (ナース服)

 授乳手コキ、松葉崩し (私服)

 まんぐり挿入 (チア服)

  ルチア

 愛撫、正常位(破瓜)

 フェラ、対面騎乗位 (私服)

 背面座位 (メイド服)

 腋コキ、駅弁、放尿 (水着・シャワー室)

 まんぐり挿入(衣装)

感想

 共通パートは楽しかったです。ストレス無く、不要な男の存在も無く、ヒロインと毎日を過ごす。これが大事なんですよね~。

 冒頭、運命とか神様とかのシリアス要素を匂わせておいて、それらについての伏線っぽいものは何も無かったのは少し面白く無かったですが。

 よく分からない展開や茶番も少なくて良かったです。礼誕祭の後先考えないごちゃごちゃ感はあまり好きでは無かったですが、まあ許容範囲。

 ただ、最初からヒロインの好感度は上振れ状態のハーレムなので、主人公の魅力が写らなかったです。主人公が何かアクションを起こして、ヒロインが主人公を意識し始めるときに、僕たちも主人公カッコイイやんって魅力を感じるわけですが、今作の主人公かっこよくないよ。

 まあ、不快では無いので良いですけど。

 このゲームはいちゃらぶとシリアスが明確にシーンで分けられています。最初は、いちゃラブシーンでも伏線を張ってルートを進めるモチベ、リズムを作ってくれって思いましたが、明確に分けられていたおかげで、冒頭でも書きましたがTrue後に個別ルートを再走するとき助かりました。重要なシーンをサクッと振り返られるのは良かったです。

 まあ、一番は再走しないと分かりづらいルートにせずに、もっと内容を分かりやすくしてくれってですけど。


 攻略順は、ルチア→シャロン→りな→恋、です。この攻略順が個人的にはおすすめですが絶対というわけではありません。ただ、恋ルートとTRUEは繋がっているので恋は最後に攻略したほうがいいと思いますし、りなルートもTRUE読まないと何のことやらだと思うので、りな→恋→TRUEは割と推奨かも。

 以下各ルート雑記ですが、それぞれのルートが終わった直後に書いています。

 何も解決せずに終わったのでびっくりしました。TRUEも込みで恋ルートなんですかね。

 僕はどうしても恋が自己中に映ってしまって無理でした。バイト全然真面目に働かないし、学校を勝手にペンキで塗りたくるし……。

自分のしたいことの為にまわりを勝手に自分の都合で巻き込む奴嫌いです。周りも恋のアレさに少し引いてるのは良かったですけど。同意。

あとやたらとキスしてくるのもあまり好きじゃないです。キス安売りしすぎて逆に冷める。

僕には恋の魅力がよく理解できなかったです。おっぱいが大きいのが唯一の救いでした。貧乳だったらまじで無理だった……。

 …………。

 あまりヒロイン自体についてネガティブなこと書くのは良くないのでこれくらいにしますか。

 唾液を吸いながらキスするシーンの、涎を啜る声はえちえちでした。良かったです。


 まあ、僕には向いて無かったですね。

 

りな

 面白く無かったです。

 シナリオはよく分からなかったです。終盤に詰め込まれても訳が分からないです。もっと読者に分かりやすいように説明して欲しいです。抽象的でイマイチよく分かりませんでした。

 りながなぜ主人公以外には見えないのか、その謎が結局明かされなかったが不満です。あと、なぜりりなとまろが1つになったのか。読者に考えろって投げっぱなしのまま終わったので頭の中??? です。

 そもそも終盤に怒涛のラッシュで畳みかけてくるのが良く無いと思います。もっと丁寧に伏線張りつつ終盤で回収が見たかったです。それまでずっと日常シーンだったのに、急にシリアスシーンに切り替えられても、シリアス要素が皆無のまま進むので置いてきぼりに感じました。

 いちゃいちゃも弱かったです。りなが他のヒロインに嫉妬する描写は良かったですが、もっと主人公といちゃつくシーンが欲しかったです。おそろいの食器とかを買うシーンは、同棲してるりなルートでしかできない良い展開だと思いましたが、その後食器を使うシーンが無かったですし……。

 友達→彼女の立場の変化をあまり感じれませんでした。

 てか、恋がしゃしゃりでてくるのが凄く気になりました。ルートで他のヒロインがやたらと登場してくるのストレスなんですよね。あと、付き合ってるのにそれでもアタック仕掛けてくるの何なの? つうか、2人は付き合ってるってちゃんと名言したのだろうか。

 何より、人の手紙を勝手に開ける恋のキチガイぶりに全てを持ってかれて空いた口が塞がらなかった。

シャロン

 可愛かったです。小悪魔系巨乳後輩は最強ですね。

 内容の8割がシャロとのいちゃいちゃだったので、シャロ好きの僕は満足しました。もっとお兄ちゃん呼びしてくれるシャロ見たかったです。

きびきびしてる後輩ヒロインって可愛いですよ。普段は主人公を引っ張ってくれる後輩ヒロインってやっぱ良いですわ。これで、本当にヒロインがピンチのときに普段は甘えてる主人公がヒロインを助けたりすると、めっちゃ良いじゃん~~ってなるんですが、シャロ√の主人公は魅力全然無いです。かっこよくない。

 後輩ヒロインに甘えてるだけの主人公ってただのカッコ悪い男ですからね。

 シャロは可愛かったですが主人公が如何せんアレなので……。ヒロインの魅力ってヒロインと主人公の2人で創り上げるものですからね。

 エッチシーンはとてもえっちだったので非常に良かったです。絵は勿論ですが声が良いですね。あと、セリフも結構えちえちで良かったです。

こういう台詞ほんますこ。

 シナリオはまあ、微妙でした。

 結局シャロンが検査を1度も受けなかった理由って明かされたんですか? シャロンのギフトを治療するとか言ってましたが、いったい何の不具合があったんですか?

 ルチアルートよりは主人公の正体について多少は触れていましたが、断片的すぎてよく分からなかったです。なにより盛り上がらない。

 たとえばこれがヒロインとイチャイチャすることを目的としたギャルゲーならイチャイチャとシリアスは明確に分けるべきですが、この作品はジャンル上ではシナリオゲーに分類されているはずなので、過程で伏線張るなどして興味を引くような展開を盛り込むべきだと思います。

 あと、名前のついた登場人物が少ないですね。これも盛り上がりに欠けます。結局何をやってもスケールの小さいものに見えてしまいました。

 ルチアと主人公の出会いも知りたかったです。

 それと、何よりシャロ√は主人公が蚊帳の外すぎて置いて行かれた感があったのが寂しかったです。

ルチア

 普通でした。盛り上がりに欠けました。

 まず終盤、ヴァリアーニャ神言教の信徒やルチアの父親が登場するのですが、表記が信者Aとかルチアの父となっているのでどうしてもモブキャラみたいに写っちゃいました。大事なキャストなら名前を与えるべきでは?

 あと、彼らの背景も描くべきでした。ルチアの父はちょろっと描かれていましたが、信者Aは全く描かれていなかったです。なぜ彼があのような行いをしたのかの根拠となる説明が無いので、読んでいてすーーんってなるんですよね。入ってこなかったです。

 だから、中盤で信者のバックグラウンドも交えつつ進んでいけばもっと盛り上がったのではないかと思います。中盤、シリアスな展開は無く終始ルチアとのいちゃいちゃで話は進むのはいいですが、終盤に詰め込むくらいなら少しは伏線を張っても良かったのでは? 特に、僕はルチアみたいなキャラは苦手なのでいちゃいちゃそんなに楽しめなかった分、そういうのが欲しかったと思いました。

 用務員が父親だと匂わせる描写はありましたが、もっと上手にできなかったかなー。しれっと助けるみたいな。同じペンダントで云々は力抜きすぎじゃない?

 僕はルチアみたいな子供でわがままなキャラは苦手なんで、あまり魅力的には映らなかったのも残念。苦手だけどストレスを感じるような展開は少なかったのは救いですね。キャラネガするほどじゃないです。

ルチアルートは、わがままなルチアを周りの皆で支えつつ成長を見守るが趣旨のように感じたので、終盤ルチアの成長を感じる展開だったのは良かったです。理想は、今まで支えてくれたみんなの前でそれをすることでしたが。

 まあ、どっちにしろルチアルートは終盤の展開がチープに写ってしまったので微妙でした。あと、主人公のことや運命など、今作の肝になりそうなことについてはあまり触れられていなかったですが、それはしゃーなしですね。ルチアは神と関係が深かったので、それ関連で神様やら運命やらについて少し語られるかもと期待はしていましたが。

ネタバレ

 ネタバレ注意です。

 まずちんぷんかんぷんだったるなルートですが、Trueを終えて全てのネタがバレた状態で振り返るとあぁ~ってなりました。でも再走しないと絶対分からないです。そして、2週しないと理解できない物語ってそれはいいのか? って気持ちもあります。

 伏線って、回収されるときにパッと思い出してカタルシスに浸るのが最高だと思うんですけど、このゲームにはそれをあまり感じられませんでした。それは、伏線として弱い。頭に残らない。具体的に言うと指示語やら名詞やらが多いです。もっと上手に伏線を張れたらもっと良かったと思います。

初見でこれは無理でしょ。

ただ、Trueまで終えてから読み直すと、あぁ~とはなります。

 Trueは、恋は死にたいのか死にたくないのかどっちなんだい!! ってマッスルルーレット回ってましたけど、明確にして欲しかったです。

 ただ、Trueはキャラの内情よりかは種明かしが主だったように思います。だから、後半は割とサクサクプレイできました。

 一つ引っ掛かっているのは、一度死んだ恋は結局生き返った状態で再び新しい世界でやり直していいのか? って点ですけど、まあそれで恋と死別するのは物語的に面白くないよなーと勝手に理解しました。

 あと、恋と主人公の関係はあまり活かされてなかった気がします。世界を壊す力を持つ恋と、大切なものを護る力をもつ主人公:祈。世界の敵にもなる2人がどのような答えを出すのかと思っていましたが……。終末的なエンディングとは違いました。というか恋の世界を壊す力:獣という設定が上手に活かされていなかったと感じました。Trueでの恋の立ち位置は、他の3人のヒロインでも成れたよなと。恋である必要はさほど感じませんでしたし、そこに2人の「運命」は弱い気がしました。

 僕は最初、このゲームはギフトを通じて試練を与え、試練を乗り越えることで人間として強くなって~みたいなのがテーマだと思っていましたが違いましたね。

 テーマは神の無力とかそんなんですかね? アンレステルミナリアをプレイしていると、神様がやたらと役に立っていないのが目立ちました。

 最初神様は実在する世界でしたが、シナリオにはあまり介入してこなかったですしね。ルチアルートだと主人公は神様に懐疑的でしたし。神を敬うルチアと対称的だったと思います。

 シャロルートでもあまり神様に対して良い印象は受けなかったです。

神様が実在する世界から、神様が実在しない世界(語弊がありそう)へと創り替わっていますしね。神様が実在する世界から、今の僕たちがいる世界(神様を信仰はしているがほんとに実在しているかは……みたいな世界)という、メタ的展開はさくれっとを彷彿とさせました。楽しかったです。

 Trueで何が言いたいのかってのは、このシーンのルチアが語っていると思います。

神様なんていなくて、それは弱い人間が集まって縋るための一つの道標みたいなものなんでしょうね。

 で、こういうことを誰よりも神様を信仰していて誰よりも神様に近かったルチアが話すのが最高にエモいですよね。

ギフトを通して試練を与えて人間の本質を突くみたいなテーマかと思っていたら、神に頼るな人間同士支え合えみたいなテーマだったのは、良い意味で裏切られました。これを、恋と祈の2人で展開していたら、2人の運命にも説得力が増しますしもっと面白くなったんじゃないかな~と思ったりして。

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