カノジョの妹とキスをした 感想(ライトノベル)

 

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 面白かったです。読みながら、これはいったいどんな展開を辿るんだろう? ってワクワクしながら読むことが出来ました。最初は改行の多さや1行空けた独特の文構成が気になりましたが、そのおかげでテンポ良く読むことが出来ました。

 

 

 

 

カノジョの妹とキスをした。 (GA文庫)

カノジョの妹とキスをした。 (GA文庫)

 

 

 読んでるときは、どんな展開を辿るんだろう? こんな展開になるのかな、と色々想像しながら読むことが出来たんです。つまり設定が面白い。やっぱドロドロの展開になるのかな、とか。主人公はどっちを選ぶんだろう、とか。結局義妹を選んで彼女とは別れるのかとか、最後は彼女と戦うのかとか。それとも最後は彼女を選ぶのかとか。甘いラストを迎えて欲しくはないです。3人で爛れた関係築くのもいいですし、1人を選ぶのでもいいと思います。が、1人を選ぶのなら許して欲しくはないなと。しっかり決別して欲しい。なーなーで終わるんじゃなくて、ちゃんと戦って欲しいです。そりゃ浮気みたいなことをしていたんですから彼女も許して欲しくない。実際、彼女は義妹が主人公を横取りすることに対してちゃんと敵意を抱いていたのでそのままいって欲しいです。妹だからいっか、で終えて欲しくはないのです。

 

 最初は都合のいいライターのオナニー小説かなと思っていたんです。主人公には彼女がいる、突然義妹が出来る、義妹は彼女の生き別れの妹で。これだけ見たら地雷だと思うでしょ? 僕は思った。まあ義妹が可愛かったらいいな、くらいにしか期待していなかった。

 実際義妹、時雨は可愛かったです。彼女である晴香は今回そんなに出番が無かったので可愛さは伝わってこなかったですが。

 

 で、何が面白いって時雨が可愛いって話なんですけど。

 最初時雨はすごくいたずらを主人公にしてきます。甘えてくるんです。多分小さい頃に両親が離婚して姉と離れ離れになって甘えることが出来なかったから、主人公に甘えているんだと思います。で、主人公の彼女が自分のためになると、今度は姉のためにも行動しようとします。ちょっと絡むのを控えようとしたり、姉にとっていい彼氏になるために色々お節介をかけてくれたり。

 時雨は姉の晴香が大好きです。姉の喜ぶ顔が、何よりも好きなのです。だから色々なのを譲ってきた。そんな時雨が、主人公に恋に落ちるんですね。恋だけは譲らないと。

 時雨は姉のことも好きなので、主人公とはむしろ姉と結婚までして欲しいそうです。ただ、心の奥底、1番愛して欲しいのは自分だと。ちょっと歪んだ愛を望んでいます。これが、やっぱ結婚したい、って純愛に変化するのか。そういった今後の展開も楽しみなんです。

 時雨は終盤ぐいぐいきます。僕は1巻の締めで時雨が主人公への恋心に気づいて終わりかと思っていましたが、キスまで済ますとは。まあタイトルに入ってるしそうか。さらに主人公に気づかれるまでキスします。てっきり主人公にはバレずにこっそり口づけするかと思っていましたが。キスシーン凄くいいですよね。がつがつ行くの、とても時雨らしいなと思いました。

 終盤視点が時雨に変わるの最高です。これまでいまいち時雨について掴み損ねていた心情がここでグッと分かるようになります。一層時雨が好きになるんですよ。この章を読むと、前の章の時雨の内心について色々深読みしちゃいます。三点リーダーに含まれる想いとか。

 あと、時雨がグラッと倒れそうになったシーン、てっきり相沢たちが薬を盛ったのかと思いました。

 

 

 2巻がとても楽しみです。あと、はやくドラマCDきて欲しいです。絶対買います。

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