キラキラ 感想(OVER DRIVE)

 

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 面白かったぁ……(感想)

 

 

 シナリオは文句なしに面白かったです。ただ、きらりルートのインパクトが強すぎてプレイ後他の2人のルートに対する印象が薄れちゃいましたが。

 気になったところは、選択肢時のカーソルの自動追従ですね。エンターキーでシナリオを進めてるとき、選択肢に入るとカーソルが勝手に選択肢を指してしまうので気づかずエンターキー押しちゃって選択肢流しちゃうってことが多々あったのでそこが一つ気になりました。

 プレイ順は千絵、紗理奈、きらりの順。

 

 以下頭の悪い成人男性の精一杯の各ルート雑記感想

 

  千絵ルート

 最初は、いつ千絵ルートに入ったか分からなかったです。だから共通がどこで、どこからが個別ルートなのかを知ったのは実は紗理奈ルートからなんですよね。それくらい自然だった。思い返してみれば、主人公鹿之助が一番会話してるのって千絵だと思うんですよね。多分、順調に行ったら鹿之助と付き合うことになるのは千絵だろうなあ。

 そんな千絵ルートは、付き合い出すまでが面白かったです。凄く胸キュンした。親のいない千絵宅での、2人の告白シーンは凄く萌えます。可愛かったよね。鹿之助が一時期他の女と付き合いだしたときの千絵の嫉妬とか、昔は性別なんて関係なく遊んでいたのに、鹿之助が歳を取るにつれてだんだん繊細になっていって、そして勘の良い千絵もまたすっと離れて行って、それでも心のどこかで鹿之助のことを想っているっていう、幼馴染の可愛いポイントをふんだんに突いたルートで萌えないわけがない。

 そんな前半が萌えたからか、後半はあんまりだったんだよね。てか大人ってやっぱ勝ってだなって思いました。結局少しモヤの残る締め方だったなと思いました。やっぱ浮気はだめだよ。千絵のお父さんは最低だね。

 

  紗理奈ルート

 紗理奈ルートも可愛かったです。最初ルートを選択する際、きらりは最後に残すとしてどちらを先に選ぶかってところで千絵のほうが可愛かったから千絵ルートにしたわけです。共通では紗理奈とはあまり絡みがなかったし、口静かで僕とは合わなそうだし、何より鹿之助と恋仲になる想像がつかなかったです。でも、蓋を開ければそれは僕の見当違いで、とても萌えれました。共通とは打って変わって大胆な紗理奈可愛かったですね。僕も鹿之助と同じで、最初なんで紗理奈が鹿之助に惚れたのかわからなかったので、鹿之助が安易に告白の答えを出さなかったところも良かったです。ただ、家に帰ってからの紗理奈宅とのいざこざはそんなに面白くなかったです。あと、そこで終わるのか、結局紗理奈は連れ戻せなかったのかとは思いましたが。あれはあれで良い締めだとも思いますけどね。やっぱりそこで終わるぅ? とは思ってしまいました。あと、相も変わらず勝手なお父さんだな紗理奈の父親はとも思いました。どんなことがあっても、子を残して自殺するような父親は良くないと思います。これはおじいさんの気持ちもわかるよ。あと、紗理奈ルートを通じて段々と紗理奈のおじいさん好きになっていきますよね。最後の山に川釣りに行くところとか、おじいさん可愛いとか思っちゃいました。

 そういえば、てかヒロイン3人の父親碌な奴いねえな。

 

  きらりルート

 僕はきらりはあまり好きではなかったので、このルートを通してもやはり可愛いとは思わなかったですが、上2ルートと違って終始のめり込むようにプレイするくらい面白かったです。

 まずノーマルエンド。瀬戸口先生らしい痛々しいまでに現実を描き切ったルートだと思いました。上2つのルートはやはりどこか現実味が無く、というと語弊がありますが、創作の話だなってもちろんそれが当たり前なんですがそう思っちゃいました。でもこのルートは違う。ヒロインが死んじゃって、主人公はずっと生涯そのヒロインのことを想い、嘆き、一生その現実を背負って生きていくのがよくある創作の話だと思います。しかし現実はそうではありません。例えば祖母が亡くなって、その時はすごく悲しくなるんですが、人間っていつか絶対何ともなくなっちゃうんです。その事実に慣れてしまうのです。そういうある種ドライな部分をこのルートでは愚直に描き切ったのだと思いました。そして、この痛々しいまでに現実を描き切ったのは次のトゥルーエンドでも言えると思います。

 トゥルーエンド。バンドで食っていける人なんてごく一部の天賦の才を持つ者だけで、その人ですら一生食っていけるのはまた無理で。そうしてほんとに選ばれた者だけがたどり着ける場所がそこで、ましてや一般人なんかでは……って残酷な現実を突きつけられました。八木沼さん率いるバンドも解散しちゃいましたし。だから、キラキラってのは一瞬のきらめき、それがバンドなんだろうなって思いました。そのキラキラを想いでとして語り美化するもよし、キラキラを追って人生の全てを捧げるもよし、すべてが冷たいまでの現実なんだと思いました。でも僕は全てを棒に振ってまでそれを追い求めたいとは思いませんけどね。瀬戸口先生も人間の大多数は後者を選ぶだろうってことでこっちのルートをトゥルーにもっていったのだと思いますし。それが現実ですよね。楽しいだけを追い求めて生きていては生きてはいけませんし。そして、こんな理屈めいた考えをしてる時点でもう彼らとは違う普遍的な人間なんだなって思います。キラキラしている彼らは、僕らじゃ思いもつかない考えのもと行動しているんだと思います。だからそのキラキラした舞台に手が届くんだと思います。

 

 

 臭い文章を書いてしまって正直恥ずかしいです。ただ、こんな臭い言葉を使わざるを得ない作品なのは確かです。プレイしてよかったです。

 僕は瀬戸口×OVERDRIVEの最終作、MUSICSのパトロンだったりします。皆様よりも一足先にプレイしています。MUSICS発売前にキラキラの感想間に合ってよかった……。

 

  

 

 

 

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