恋と選挙とチョコレート 木場美冬ルート感想

 恋チョコの木場美冬ルート終わったので感想書きます。修羅場ルートでした。でもこうなるのは半ば予想できましたね。美冬の想いがなかなか読み取れず、途中何考えてるんだ? って思うこともありました。ちなみに、暫定ですが個人的に一番読み応えのあるルートでした。

 

 

 今回は選挙についてはそっちのけでしたね。最後は最終演説をほっぽり出して病院で意識を失くした美冬のもとまで駆け付けましたし。ここは意見が分かれるところだと思いますが、僕は少し複雑な気持ちでしたね。裕樹が駆けつけても意識は戻らないし、面会も出来ない。そもそもこの選挙は裕樹一人のものじゃないから、個人の事情で選挙を降りるのはいかがなものなのか、って思ったけど周りの観衆が行けー行けーって言ってたんでよそ者は退散しますか。僕が支持者だったら怒ってますけどね。

 

 ま、そんなことは置いておいて本題はそこじゃないんです。今回のルートは人間関係に主に置いているように感じました。

 

 美冬にとって千里は親友。そんな親友は裕樹のことが好き。でも美冬も裕樹のことが好き。ならこの好意には蓋をしよう。

 美冬は人を傷つけることを極端に恐れた。人を傷つけるくらいなら自分が傷つこう。そうしてこれまで生きてきた。その考えの根幹には、留年してみんなより一歳年上という遠慮があると思う。美冬は日記の中で皆遠慮なんかしなくていいのにと言っていたが、自分も心の中ではどこか遠慮していた。

 しかし、美冬は一度裕樹を選んでしまう。裕樹の想いを知ったから。しかしそれを「千里に対する裏切り」と捉え、裕樹と距離を置こうとする。ここに美冬の誤りがあると思う。

 そもそもそれを裏切りだと僕は思わないし、千里もそんな美冬に本気で激昂していた。結局のところ美冬は遠慮して信じ切ることが出来なかった、親友の千里すら。美冬の想いもすごくよくわかる。しかしそこは選ばなければいけない局面だと思う。美冬にとっては、自分が身を引き裕樹と千里が付き合うことが最善だと思ったわけだが、それは違う。まず裕樹を傷つけ、そしてそんな裕樹と付き合う千里を傷つけている。自分が引くことで自分以外が傷つかないと思ったそんな方法は、自分を含む皆を傷つけることになるのだ。

 千里にしてみればそんな美冬の行動は同情に捉えることもできるし、そもそも千里のことを馬鹿にしかしていない。

 今回のルートでの千里の存在は大きかった。やっぱりあの3人組のリーダーなんだなって再確認した。

 

 やっぱり時には本気でぶつかり合わないとわからないこともある。ぶつかり合ったことで生まれた傷は、最初は確かに痛々しいかもしれないがやがて治る。それにその傷は本気でぶつかり、傷つけあった証であり、その傷のおかげで前より丈夫な関係になっている。

 

 

 なかなか面白いルートでした。次は未散ルートですかね。それでは。

 

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