フェイト/ステイナイト HFルート感想

フェイト/ステイナイト Heaven’s Feelが終わったので感想を書きたいと思います。いつも通りネタバレ含むのでそこのところご理解をお願いします。

 あと少し近況報告させていただくと、フェイト/ステイナイトのFDで続編にあたる? フェイトホロウアタラクシアを買いましたので、おいおいプレイしていきたいと思います。……まずはラズベリーキューブからですが。プレイ中、テンション上がるとTLで実況しだすので、今僕が何をしているのかタイムリーで知りたい人は(そんな人は物好き)ぜひ僕のアカウント(@taikutu1216)をフォローしてみてください。大抵はフォロバしますよ。

 それでは以下から感想書いていきます。

 

  圧巻でした。HFはこれまでのルートとは毛色が違いました。陰々と進むストーリー、入り乱れるキャラの心情、新キャラの登場、あんなキャラが退場しこんなキャラが光を浴び……。タイガー道場で言ってた通りフェイトの裏シナリオであり、聖杯の真核を突く物語でした。その物語のエンドには大団円ではなくどこか欠けた、しかしそれ故になのか残った物が一層輝き、かけがえのないものとして映る、HFらしいものでした。出会いと別れ、残るものと去るもの。いいエンドだった。惜しむべくはイリヤルートがないことだけ……。くっ。

 

 HFの士郎はどこか人間臭く感じました。それは士郎がエゴイストだったこと。エゴって人間を人間足らしめると僕は思うから、士郎の姿が僕にはそう映った。全ての人間を助けることは不可能で、善を成すことは悪を挫くことと同義で、結局は正義のヒーローなんてエゴイスト以外の何物でもないんだよね。淘汰することは取り除くということだしね。切嗣の言葉は沁みた。このルートで士郎は切嗣と完全に決別した。多くを助けるために少なくを殺す切嗣と、一人を助けるために多くを殺す士郎。僕はこの作品の中で、切嗣は士郎にとっての亡霊だと表現したし、その考えは未だに変わらない。その亡霊と今回士郎は完全に決別した。作品の言葉を借りれば、切嗣に憧れ囚われた、偽善に満ちていた士郎にとってはじめて自分の意志で、自分から望んだ生き方を選んだ。それはその他大勢から見れば敵でしかないが、たった一人間桐桜にとってはかけがえのない正義のヒーローになったわけだ。

 

 さて問題の桜さん。ヤンデレでおこちゃまで後輩で巨乳で……。そりゃイリヤのルートも奪うわな。(血涙)でも桜のHシーンが一番えちえちえちだったよ……。

 重大な秘密をその身体に隠していた桜。実は桜も聖杯で、しかも胎の中にアンリマユってサーヴァントを宿していて……。もりもりで正直ついていくのに精一杯だったな。そんな桜が今回のルートで叫んだこと、頭よがしに否定することは難しい。世界に嫌われた桜。なら私も世界を嫌おう。間桐家に売られ11年間苦しんだ桜をさらに責めるのはあまりに酷だと思った。たしかに無関係の人を無差別に殺すのは決して許されることではないが。

 ただ桜は一つの幸せを願っただけだったのだ。それは衛宮士郎にとっての一番になりたい。ただそれだけ。それが間桐桜の、蟲に犯され男に犯され世界に犯され、ぼろぼろになった身体が願ったたった一つの願いだった。それは果たして望みすぎなのだろうか。

 

 

 今回のエンドは2つありました。true endとnormal end。この2つのエンドは全く別のエンドを迎える。(当然といえば当然だが) 僕は最初、トゥルーから入ってその後ノーマルに入ったのだが、ノーマルに唖然としました。

 

 トゥルーエンドは上記したけど、いいエンドだった。失い、それにより残った物が一際輝く。全てが丸く収まったわけではないが、それでもこのエンドはハッピーエンドだと言えるだろう。

 問題はノーマルエンドである。ここからは僕の推察が多数占めるので、間違い前提だしもしかしたら見逃している記述があるかもなので、おかしいと思ったら一言言ってくれると嬉しいのですが……。よし、予防線張り終わった。

 まず、桜と凛と士郎が衛宮の家に帰ってくることはなかった。いや、語弊がある。3人揃って衛宮の家に戻り、帰りを待つイリヤと再会することは出来なかった。おそらく士郎は一人で大聖杯を壊し、そして死んだのだろう。ここでエンド分岐するんだけど、条件はおそらくイリヤの好感度だろう。好感度のノルマを超えるとイリヤが士郎のもとに訪れ代わりに聖杯を壊すんだけど、ノーマルではそんなことはなかった。士郎一人だけ衛宮の家に帰ってこず、桜・凛・イリヤだけが残った。そして各々散る。イリヤは残された時間が短いので、おそらくこの後……。凛はロンドンへ魔術の勉強を。そして桜は一人衛宮の家で過ごす。

 ライダーが士郎に言った言葉がまたじわじわくる。桜の幸せには士郎の存在が必要不可欠であると。ではこのエンドは桜にとって一番辛いのでは。焦がれていた日常。しかし大事なものが欠けている日常。それは間桐桜が償わなければいけない罪に対する非情の罰なのかもしれない。

 

 

 ・感想

 

 HFは他のルートとは違った面白さがあった。とりあえず劇場版見る前にプレイできてよかった。様々なキャラの心情が入り乱れることで、このルートの不気味さを浮き彫りにしているのだと思った。特に、桜の心の葛藤には惹きつけられた。このルートを終えた後、去っていたものについて考えてしまう。聖杯の器としてホムンクルスだったイリヤ。聖杯を破壊して消滅したイリヤ。アインツベルンとしてではなく士郎のために行動したイリヤ。叶うなら無くなってしまったイリヤルートを見たい。

 

 

 

 フェイト/ステイナイトがこれでようやく終わりました。プレイ時間は9日07時間16分33秒でした。だいたい1か月くらいやっていました。次はラズベリーキューブの続きをやると思いますが、どうなるかは分かりません(笑) もうそろそろ読書時間も作りたいし、今目先の課題はダカーポのまとめ版を買うかどうか、そしてTYPE-MOONの代表武内崇氏が推薦? しているDeep Oneを買うかどうか。いつもだったら即買うんですけど、某ラジオの件があるのでちょっと躊躇しています。まあそんなわけで長かったフェイト/ステイナイトの感想もここで一旦終わります。いつか近いうちにまたやってもっとましな感想を書きたいですが……。最後に、フェイト/ステイナイト全体を表す言葉をゲーム内から引用させて締めたいと思います。それでは。

 

 これは、一人を守るか、一人以外の全てを守るかという、そういう話。

                                                                                             ――衛宮士郎 Heaven’s Feel

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